本当に自分の好きなお店を紹介したい。
東京以外でも、時間をかけて行ってほしい場所。
今日は、川越にあるブランド古着屋Via bridgeをご紹介します。
お店に並ぶ洋服のセンスたるや、感動。そして、価格は目を疑うほど安い。
川越の竹下通り「クレアモール」本川越側の出口の路面に、川越のブランド古着屋Via bridgeはあります。
取り扱いブランドはコム・デ・ギャルソン、ヨウジヤマモト、メゾンマルジェラ、アンダーカバー、ツモリチサト、ミュウミュウ、イッセイミヤケ、ジャンポール・ゴルチエetc
メンズ4割ウィメンズ6割、男女ともに楽しめるアクセサリー類も取り扱っています。
ブランド古着屋さんというと、古着とはいえ高いことは高い。しかし、ヴィアブリッジは超良心的価格なんです。
そして、なにより品揃えのセンスが抜群。もともと並んでいる洋服のセンスがいいので、この中から買えば「高い割にブランド重視して微妙なもの買ってしまった」っていう失敗はしません。
それにしても、「どうしてこんなに安いの?!」「なんでこんなセンスがいい古着屋が川越にあるの?!」と私が今まで気になっていたことをインタビューしてみると、(こんなお店には中々出逢えない!泣)という「幸福感」が増したので、そちらも合わせて紹介します笑
このブログを読んだら、あなたもきっとヴィアブリッジに行きたくなるはず。
古着屋経営スタートは16歳、バイイングセンス満点の野口さん
まずは店主のご紹介をします。
お店のオーナーは文化服装学院アパレルデザイン科出身の野口さん。
うさちゃんが可愛い |
同じ学年に「ISSEY MIYAKE(イッセイミヤケ)」の宮前義之、「SOMARTA(ソマルタ)」の廣川玉枝、「Commuun(コミューン)」の古館都、「matohu(まとふ)」の堀畑裕之、「GUT'S DYNAMITE CABARETS(ガッツダイナマイトキャバレーズ)」のキャバレーアキなどの名が連ねているゴールデン世代です。
16歳から自分が好きなブランド、コム・デ・ギャルソン、ヨウジヤマモト、ジャンポール・ゴルチエなどハイブランドを扱う古着屋をスタートさせたそう。まじパンク。
その後、「洋服とはなんぞや」を学ぶために文化服装学院に通っていた時期は、学生でありながらご自分のお店は販売員を雇って続け、ご自身もバイイングし続けました。
接客の中で洋服についての知識や、ファッション史についてのお話など、知識とセンスとパンク精神(お会いすれば分る)を持ち合わせた野口さんに、私は絶対の信頼感を持っています。
その信頼感のひとつに、野口さんの「検品の厳しさ」も含まれています。
「安いには安い理由がある、古着だもん少しくらい目をつぶろう」という妥協した買い物を、この店では1度もしたことがありません。むしろ新品未使用なのに半額以下で、なんでこんなに安いの?!と嬉しいサプライズばかりです。
「良いものを安く売りたい」本物を手に取る喜びと、買う行為の喜びを提供
「安く売りたいの。良い洋服が欲しくても、若いころは高くて買えないじゃない?
だから、みんなが買える値段で売りたいっていうのがまず1番にあるのね。
安いお店って面白くない?笑
いい服が安く買えたら嬉しいじゃん。」by野口さん
私も身の丈に合った買い物をしようと思うと到底ギャルソンなんて買えません。
ですがヴィアブリッジに行くと、自分の範囲内で最高のお買いものすることが出来るんです。
その時に、その洋服の本来の高価格の理由を教えてもらうと、低価格で買えたありがたみを噛みしめ、いつかプロパーで買いたい!とブランドへの憧れを増すことができます。
野口さんのおかげで、私は以前よりも洋服や各ブランド、ファッション史に詳しくなりました。
詳しくなることで、もっとお洒落が好きになるという素敵な付加価値です。
お洋服は一期一会
川越のブランド古着屋via bridgeは、とにかく商品の回転率が速いです。ツイッターでは1日のみ取り置きの受け付けもしているので、気になった商品があればコメントしてみてください。
川越の古着屋 via bridge (ヴィアブリッジ) ツイッター/インスタグラム (お取り置きの連絡はツイッターへ)
オープン:11:30-20:00 定休日:水曜
住所:埼玉県川越市新富町1-18-8
さいごに
渋谷で何十年もお店を出していた野口さんが、次なる場所として選んだ場所が川越。(なぜ選んだかの渋谷のファッション史については、話しが盛り上がって長くなりそうなので、別の記事で書きます笑)
最近の川越はセンスの良い個人の小さなお店がたくさんあります。そして増え続けています。
ネットで検索して立ち寄るのではなく、練り歩いて見つけて立ち寄った店が最高だった時の、あの感動。
あなたのお気に入りを見つけに来てください。
ここまで読んでくれたあなた、ありがとう。
このブログは、あなたの明日が今日よりも少し幸せになって頂くために書き続けます。
thanks and peace
by アートリサーチャーさくらこ