2016/01/29

オレ友シリーズ「京介」東京ファッションウィークにママチャリで行くレジェンド服飾学生。“普通の”服飾学生とは、ナニが違う。




どうも、アートリサーチャーのさくらこです。

2016年の1ヶ月/12ヶ月、それも今週末で終わりです。あっという間ですね。

関東は土日、雪のようです。お出かけ予定の方、お仕事の方気をつけて。

さて今日紹介するのは、明日からスペインに旅に出る青年です!

京介 服飾学生

 twitter インスタ

 

 

バチバチのお洒落しているのに、ママチャリに乗って東コレに行くレジェンド


その思いもよらないほど突き抜けたファッションスタイルで、海外にもファンがいる京介。
Lily という有名なアートディレクターが東コレにオフィシャルゲストとして来たとき、京介と並んで歩いていた写真がカッコよかった!





この青年、お洒落で華やかな世界のパリピかと思ったら、いきなり自転車(ママチャリ)で旅に出たりします。




かと思い来や、英語話せない(らしい)けど、こんなボード持って外国人を「おもてなし」したりします。


今までのファッションピーポーとは、どこか違う京介。
元ヤン・ギャルソネーゼの山地の紹介です。



好きなものに純粋に突き進む。TOKYOでも、FUKUSHIMAでも、海外でも。


Q.自分のファッションルーツ・系統は?

今でも活躍されてるBIGBANGを中学生の時に好きになり始めたのがきっかけです。
その頃から周りの子達は出掛ける時はジャージを着ていましたが、自分は毎日ジーンズにジャケットを着ていましたね笑

その時に置かれている環境や心境によって全く違う服装をします。
次質問に答える機会があったら変わっているかもしれません。






Q.なぜ服飾を目指したのですか?

「ファッションの道へ進みたい」という純粋な気持ちだったからです。

Q.5年後、10年後は何をしていたいですか?
世界を飛び回りたいです。
それは、仕事でも遊びにでも何でもいい。

生きているからには、多くの物や人に触れて見聞を広めたいと思います。




Q.最近買い物したお店、媒体があれば教えてください。
なんでそのお店を選んだんですか?
地元のリサイクルショップで、絵画を購入しました。
最近では家具や食器を集めるのにハマっているので、地元に帰った際に思い切って購入してしまいました。

上手なオトナは、上手に吸って吐く。煙も、知識も。

 

Q.ファッションの世界と、旅先の世界に求めてる違いは何ですか?
ファッションは僕にとって表現方法。つまり「アウトプット」する世界。
旅先の世界では情報を掻き集める手段。つまり「インプット」を意味します。

Q.1番身につけたいスキルはなんですか?
アウトプットの多様性。
その中でも一番身につけたいのはピアノかな…

Q.旅先を決めるポイントは何かありますか?フィーリング?
興味があるアートや建築物によって決めます。
その興味を示す物は全てフィーリングかもしれません。


自分の気持ちよりも、世間体を気にしてしまうのは、なんでだろう。


こんな風に、思ったままに感じたままに、日本中をママチャリで駆け巡ったりヒッチハイクで旅できる人が羨ましいと思うのは私だけかしら。

どこかで、私には無理って自分で決めつけているのかもしれない。


どうせなら、自分のカテゴリーから、はみ出してみよう。


そのカテゴリーの中での経験は、同じカテゴリーの人もたいてい経験している。

社会人になると、専門知識・技能があるのは最低条件で、自分に価値をつけるのは、それ以外の体験だと感じます。


服飾学生に限らず、将来アパレル業界を目指しているたくさんの学生さん。

教室の中でパソコンの画面ごしに海外のコレクション見ていたっていいし、カメラ持って街中で人間観察してもいい。

だけど京介の経験は、何千人の服飾学生の誰とも被らない経験になっていると思う。
好きなことが、強みって良いですね。

京介のスペイン記は、ツイッターで、チェックしてね!
明日出発だよ!!
 
 twitter


さいごに


大切なのは、自分の気持ちに素直になって飛び込んでみることかも。
その経験をムダにせず、自分の仕事につなげられてこそカッコイイ。

何歳になったって、勇気が出たらやってみましょう。

その時、背中を押してくれる人が周りにいてくれるように、何事にも真摯に向かっていたいものです。



ここまで読んでくれたあなた、ありがとう。

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I WILL CHANGE MYSELF.
DTTA アートリサーチャーさくらこ

2016/01/26

さくらこ式 田舎コンプレックス解消の仕方!田舎でもデビューする方法と、型破りするための型作りについて考えたはなし




どうも、アートリサーチャーさくらこです。

最近、文章を書くことにナイーブになっていました。
型があってこその、型破り。今の私は、まだ破る型もない…型なしなんです!



せっかく東京にいても、なぜか元気でない。
まぁ、お金がなくて家から出られなかったことも関係していますが(泣笑)

田舎にいるときは、自分の型があったな。楽しかった。
どうやって見つけたんだっけ?と、振り返ってみたので…


今日は、地方に住んでいても田舎コンプレックスを解消できる発信の仕方・型について書いてみます。
それと、地方の型破り系フリーペーパー「鶴と亀」を紹介します。



住んでいる場所は関係ない。田舎だから…と言って何もできないんじゃなくて、それを言い訳に何もしないだけ。



今の世界を離れなくても、君が加わりたいと思っている世界とつながり合うことはできるんだ。人にはそれぞれ事情がある。(中略)今の住まいから身動きが取れない。でも、元気を出して。君を待つコミュニティは、すぐそこにある。


この言葉に出会って、わたしは今まで田舎だから何もできない、と言い訳してたんだって気づきました。
出来ないんじゃなくて、ただしなかっただけ。

それでもやっぱり、なかなか最初は「東京か田舎か」ってだけで、生きてるステージの大きさが違うように思えちゃうんですよね〜。

3つのポイントを押さえられれば、誰だってデビュー・自分をブランディングしていくことができる。

それが、型だったりする。


今まで、遠くから憧れたりすることしかできなかった私ですが、以下の3つのことを意識したら、人脈も視野も一気に広がりました。山口県に住んだままでも!


1、         自分の発信したいことを見極める

2、         自分の得意なものを知る

3、         発信の仕方は自分でつくる



「なんかやりたい…」と言うことは誰でもできます。

(前世でいい事してるから)果報は寝て待て。なんて言いますが、21世紀はそれじゃ置いていかれます。
むしろ、前世の後悔を今世でぶっ果たすポテンシャルが必要だと思います。


とか、仏教くさいこと言ってますが、上記の3つについて簡単にコツを紹介します。


1、自分の発信したいことを見極める」ゆとり・さとり世代が苦手なやつ


「なんかやりたい…」この、「なにか」が私たちを堕落させるキーワードですよね。そこを明確にすれば、あなたも悟りのステップに足をかけられます。

まずは、自分の好きなことを明確にしましょう。
ファッション・アート・コーヒー・ごはん・外国語・政治・ギターなんでもいいです。

ポイントは、ジャンルの中でも特に何が好きか。まで絞り込むと、後でネタがなくなったり、新しいジャンル開拓するときにも紐付けて探せるので楽です。
(例)ファッション→古着、モード。くつ・スカート
ごはん→作る方が好き。食べる方が好き。


2、自分の得意なものを知る」マイナスからのスタートよりも、プラスからスタートした方が早い


得意なものを知るというのは、その得意技を使って少しでも早くアクションするということです。

技・技術は、鍛錬すれば必ずつきます。しかし、それなりの時間が必要です。

イエスが自分メシアって気づくのも、シッタルタが悟って釈迦になるのも30代ですよ。寿命が短い時の30代って、今でいう80歳くらいの感覚じゃないですかね?


ですが今は21世紀です。高校生が起業して社長になる時代です。
聖・お兄さんのお二人とは時代背景が違いますから、少しでもスタートダッシュが早く切れるように、まずは自分の得意なものを使っていきましょう。

 


ちなみに私は、ネットサーフィンとアプリを使ったコラージュが得意です。


「3、発信の仕方は自分でつくる」ニーズを探って、その中に飛び込んでみる


自分が好きなものと、得意なものを掛け合わせたら、自ずとステージが決まってくると思います。
紙媒体なのか、ウェブ上なのか、地元地域なのか、海外なのか。


そして、自分の発信したものを受け取るのはどういう人なのかをイメージして、その人たちの興味を引くようにやりましょう。

誰かが先に似たことしてたら、新しいものを作った方が早かったりもします。


ちなみに私は、ステージをインスタグラムに設定。
発信の仕方をるうこちゃんのインスタアート(1枚単位ではなくホーム画面でひとつの作品にする)をベース。
ハッシュタグを自分で考えて独自性を出しました。



型破りフリーペーパー「亀と鶴」東京の若者は真似できない。田舎と爺さん・婆さんを武器にした超人気フリーペーパー


フリーペーパー「鶴と亀」の主役は、田舎のイケてる爺さん・婆さんです。


 

今までのファッションにしろ、カルチャーにしろのフリーペーパーは1030代に向けて、10代〜30代のモデルたちが紹介されていました。

「亀と鶴」は、フリーペーパー戦争の中で新たなジャンルを開拓しました。
未開の地(ジャンル)なので、誰も敵はいないし目立ちまくりの最強フリーペーパーです。

カバンの中身紹介も、ちょっと怪しい。

みんなの錠剤を紹介

紹介ムービーに関しては、電車の中で見てはいけないレベルで面白い。

スクーターにまたがった、つるよさん。
震える手、漏れる尿、飛び出す入れ歯(テロップ最強)


現在は、なかなか手に入れることができません。

ぜひ、欲しい方は有料で販売しているこちらをどうぞ。まとめです。


最後に

昔のわたしの型を、今のわたしに当てようとしても、難しかったです。
大学生と、社会人じゃなんもかんも変わります。


だから大学生の頃の型を破らないといけません。
え、、、大学生の頃の型を破る、、、

すごい!わたしにも型あった!笑

インスタグラムはそのままに、ブログというステージに乗り換えたのだから、自分の今までの発信方法では通用しないですもんね。マジ今更!笑

気づくの遅いけど、気づけてよかった。
元気になりましたので、型破り&探ししながら、また頑張ります!

ここまで読んでくれたあなた、ありがとう。

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I WILL CHANGE MYSELF.
DTTA アートリサーチャーさくらこ

2016/01/18

2016年パリピEDMに飽きたら、日本語ヒップホップとシティポップ新世代をオススメします。




どうも、アートリサーチャーさくらこです。

去年の春頃からEDMに疲れて、最近はユルっとした音楽にハマっています。しかも、日本語が良い。


所沢でも、近郊型ゆるフェス「 SLOW DAYS 」なるものが416日、17日に開催されるらしい。
今年が初開催、世間的にもユルっとした音楽を求める人々がいたことが分かります。



ということで、今回は都会の荒波に疲れたわたしが聴いてる(笑)
ユルかっこいい感じがお洒落やなって思うミュージシャンを2組ご紹介します。

s.l.a.c.k.(スラック)と、Yogee New Waves(ヨギー ニュー ウェイブズ)です。


ジャンルは、ヒップホップと、シティポップ。

ただ紹介しても面白くないので、ファッション・カルチャーと絡めながら紹介しますね!



2010年代日本語ヒップホップと、新世代シティポップという『私たち世代の音楽ジャンル』


私たち世代というのは、80年後期〜90年前期生まれのことです。

ファッションで言えば、間違いなく「ノームコア世代」(嫌だけど、ファッション誌にはそう残ると思う)

音楽で言えば、三代目とAKBですかね。


レコ大のアーティストが川上にいるとしたら…
川下からきている音楽ジャンルが「新世代シティポップ」、そして川沿いの小石は全部ヒップホップです。


いつも変わらずストリートカルチャーと密接な関係で、川の流れで削られる小石のごとく、ストリートによりヒップホップ文化は磨かれる感じ。


と言っても、東京という運河の流れは、変わりやすい。
ちょうど、じわじわとメディア露出してきた今、この二つを押さえておけば、2016年はあなたもお洒落スローライフが送れるはずです笑



今、耳も目も話せないヨギーは、まさに新しい波(ニューウェーブ)!

 
photo by official site




ヨギーは、2013年の6月に結成されてます。『サマーソニック』や『フジロック』にも出て、一躍東京インディーシーンの注目の的となりました。


そもそも、「シティポップ」てジャンル、初耳だったりしませんか。
「シティポップ」という音楽ジャンルは、もともと1980年代に流行したジャンルです。

それまでフォーク色が強かった70年代の音楽シーンの中で、R&Bやポップよりな曲調で、今までにはない都会的で洗礼された「都会のポップ=シティポップ」という位置付けがされました。
山下達郎が、キング・オブ・シティポップです。





名前の如く、ゆるカッコイイ s.l.a.c.k. ようやく時代が彼に追いついて来た



photo by http://dp39075035.lolipop.jp/blog/cb/2009/10/slack.html


s.l.a.c.k.はラッパーです。トラックメーカーでもあるし、PSGのメンバーのPUNPEEは実兄。



日本語ヒップホップといえば、KREVA(キッカン)世代、リップスライム世代、AK-69世代、KOHH世代(今ここ)がメジャーなラインだと思います。
しかし、インディーシーンにも同じように大きな区切りがあって、2009年からじわっと来ているのがs.l.a.c.k.の波です。

ラッパーにはそれぞれスタイルがあります。インディーシーンは、一人が突き抜けるというよりも、それぞれのファンがそれぞれのスタイルを楽しむので、同時に色んなスタイルのイケてる人が現れます。


因みにわたしのヒップホップ履歴は、中高生はKREVA(しばらくロック)高3からak-69Mr.OZ(しばらくハードコア)(しばらく洋楽漬け)そして、今ですかね。
フリースタイルダンジョンというラッパーがフリースタイルバトルをする番組のおかげで、またヒップホップにハマりました。




ヨギーと、スラック。音楽ジャンルは違うのに、洋服のスタイリングがなんか似ている件


ヨギーと、スラック。
音楽ジャンルは違うのに、なんか似ているんですよね。

MV見ながらいつも疑問に思っていたんですけど、わたしなりの共通点を見つけました。

近所のお兄ちゃんがデビューしました、みたいな親近感。
カリスマ性よりも身内感漂う、ユルさ。

これでした。
そして、どこからそのように感じるかというと、両者の洋服のコーディネートです。


ヒップホップ=だぼだぼのズボンってイメージの人多いかと思うんですけど、先ほども言ったようにスタイルによって、ファッションの幅も広く、最近はスキニーだって履いています。


子どもの頃、ミュージシャンの服装に憧れて背伸びして真似してましたが、彼らのファッションは今の自分たちのリアルストリートなんです。

photo by cinra.net

photo by eyescream


ファッションアイコン的なジードラゴン・三代目とは少し立ち位置が違う、横並びの存在。

それが、両者に感じた親しみやすさの原因な気がします。


最後に


デイビット・ボウイが亡くなったことで、彼の過去の功績を目にすることが多くなりました。彼も、音楽業界にとどまらずファッション界にも大きく影響を与えてましたね。

最近はファッション界あがりの、音楽業界に乗り出す流れが多いのかな。耳で判断する音楽性よりも、目で見てわかるビジュアルで売りだした方が、お金になるのでしょうか。

うーん、これ以上語ると、話が広がりすぎるのでここまでとします!


この記事を書いたからには、4月の「SLOW DAYS」に参加したいので、ヨギー以外のバンドも聴いて熱高めておきます!

ここまで読んでくれたあなた、ありがとう。

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DTTA アートリサーチャーさくらこ