2017/04/25

東京ファッションウィークに参加しなかった理由 誰にでもありますか?ファッションと距離をとりたい時期「ファッション冬眠」






どうも、アートリサーチャーさくらこです。 

ファッション冬眠
【意味】普段ファッションニュースやファッションに関するあれこれが大好きな人が、いきなり「ファッションなんてどうでもいい」と思い、抜け殻のような状態になること。他人の服装は目についても、自分のファッションにあまり力を入れることが出来なくなる。 

ファッション冬眠になる原因は、セールで大量に買って一瞬物欲が満たされたにもかかわらず、来シーズン物の買い物もして、クレジットカードの支払額が自分の身の丈以上になったとき(いわゆる※デスマンス)により、精神的余裕が無くなるためだと言われている。 

Byアートリサーチャーさくらこ 



3月、東京でファッションウィークがありました。

こちらのブログを読んでくださるファッションピーポーの方々は、東京ブランドもチェックされたり、実際にショーに行かれたのでしょうか。
 昨年の10月開催期には丁度入院していたので参加できず、清水文太にレポートを頼んでいたので、今回は自分の目で見てレポートしよう。と思っていたのですが 前シーズン、記事消されたり色々素人目線で書いたことが原因なのか、インビテーション(招待状)が3通しか来ませんでした(笑)

 消された記事 東コレ3日目 ファッション川柳&正直な感想、東コレは4大コレに並ぶのはおよしなさい。という話し

 普段はOLのわたしですから、会社を休んで(もちろん有休つかって)ってなると、今回はそこまでして行く一歩が出ませんでした。 

その時(あれ?私って何のためにコレクションに行こうとしてたのかな?)と我に返ったんです。 

今日は、別に業界人でもないし、コレクションの洋服をプロパーで買えるほどの富裕層でもない、典型的な「食を削って衣にそそぐ」わたしの立場で、トウコレについてとファッション冬眠について書きます。



 一般人(笑)な雰囲気のトウコレ でも、これが現実 


世界の4大コレクションがピラミッドの頂点にいて、韓国、ウクライナ、ドイツなど様々な国のファッションウィークが続いています。 
昨年の春に、初めて東京ファッションウィークに行ってみて、一般人と業界人の線引きや、一般人とは違う業界人の人が放っている「私は業界人です」オーラに若干ひよった事実。

私はブロガーとして業界人側で参加していたのですが、そこにいる自分を誇らしげに感じる一方、どこかで違和感を感じていました。 

って、そもそもファッションウィークは何のために始まったんでしょうか。
一般人も客席数埋めるためにドヤドヤ招くトウコレに若干の疑問を感じながら、スカッてるヒカリエホールA。 
若きデザイナー達が、自分のブランドを知ってもらう場のショー。オリンピックやコンテストみたいに、参加するまで戦い抜いていくというよりも、正直…お金とコネがあれば参加できるショー。(ごにょごにょ…それも才能かもしれない。) 

世間にアピールするというよりも、業界人にアピールすることで、ブランドを軌道に乗せていく。そのためのショーだと思うんです。 

だから一般人が若干浮いてしまうのも、当たり前。服飾学生でもない私が行っていること自体、お門違いだったのでしょうか… 


 しかし、トウコレも変わりつつあります。
海外のように業界人と一部のファッションピーポーが参加する形式ではなく、ストリートを巻き込んで他業界を巻き込んでファッション好き以外にも開かれたショーを展開するブランドも多くなりました。 

いつまで経っても渋谷ヒカリエに拘ってしまっては、世界からは注目されない「諸国扱い」だと思いませんか。 



 オリンピックはコンパクトに、トウコレはストリートに?  


そもそもトウキョウという小さな町で、渋谷ヒカエリでショーをやる意味があるんでしょうか。 
渋谷ヒカリエのホールAでショーを開くことがステータスになっているなら、それはそれだけど。

ヒカリエで開催することがカッコ悪いわけではなく、ヒカリエで開催するなら「ホールで開催する意味」を感じるショーになっているかどうか、だと思うんです。 
ただストリートでショーを開催すればカッコいいわけではなく、「ストリートで開催する意味」が見えるショーになっているかどうか、だと思うんです。 

東京オリンピックはコンパクトが売りですが、東京ファッションウィークはオン・ザ・ストリート、アウト・ヒカリエでも良いんではないでしょうか。 

もしパリに、ニューヨークに、ミラノに、ロンドンに進出することを考えているブランドならば、現地には決まったハコは無いのでとことん自分のブランドコンセプトにあった場所でショーを開催する練習をぜひ東京でもやってほしいですし、今の時代 消費者にダイレクトに発信し、消費者が消費者同士で拡散しあってくれるので、バンバン時代に乗ってほしいです。 

業界人だけのショーであっても、シャネルみたいなぶっ飛びロケット作戦などして頂いて、消費者までの情報伝達スピードを上げ、ブランド力を再アピールするのもマネジメントですね。 

 うん、全く業界人じゃないですけど、私が今スタートアップしたブランドの広報やマーケ、広告、ブランディングを担っていたら(例えばデビュー2年目のチャヌのブランド)、渋谷のスクランブル交差点をキャットウォークで歩いて、スタバ上の掲示板で映像を映し出したい!服も見れるようにね! 

ACUOD by CHANUはストリート感と、若者の勢いが売りみたいなところもあるし、渋谷がイメージにピッタリ合うと思う。


妄想はここまでにしておこう。(月1更新だと、言いたいことあり過ぎるのw) 



ファッション冬眠期を経て、私1年間のミニマリスト宣言します 


さて、冒頭で紹介した「ファッション冬眠」という言葉。もちろん私の作った造語ですが、この言葉を思いついた時、ここ最近の自分のどよーんとした気持ちが、少し楽になりました。 

というのも、最近自分の内側を見つめる機会があり、私はもともと、「ナメられたくない」「負けたくない」という、自分と他人を比較して、無自覚に関わる人を尊敬できる人か自分より下なのか、さくらこワールドでマウンティングしていたことが分かりました。 

本当にごめんないさい、無自覚で自分がこんなヒドいことを繰り返していたと発見した時は、自分自身にショックだったし大反省しました。

その発見と同時に、自分が洋服を買う行動の動機も見つかりました。


それは「買う」という行為への依存、刹那的な気休めのためです。

不必要なものは買っていないけれど、死ぬほど必要ではないもの。ちょくちょく買いなんかが、まさにそれでした。

必要最低限の所有物で生きるというイタリアの宣教師フランチェスコ(フランシスコ・サビエルの名前の由来になった人)が大好きなんですけど…

ニューヨークで活動されている「ロン毛と坊主とニューヨーク」の、ロン毛さんがファッション系の仕事でお洋服もたくさん所有していたのに、断捨離に成功し半分ミニマリストみたいな生活を送ってらっしゃるブログを読んで、私も(一回手放そう)と思いました。


というのも、食を削って服に投資することが弟との同居生活で難しくなり(ご飯を弟が作ってくれる)
母親に「フランチェスコみたいに、手放しなさい。そうしたら楽になるし、悔しかったら今度は現金で一括で買うぞ!って思って頑張りなさい。」と言われたのです。


身の丈に合う金額で身の丈以上の買い物をする、というポリシーでしたが買い物の回数が多くて結局身の丈以上の買い物をしていました。


なので、まず1年かけてミニマリズムに従って買い物は控え、手持ちの洋服も必要なもの以外は一旦売りに出します。

ユニクロのものは、リサイクルBoxに持っていきます。

トップ画のスタッフコートも一度売ります。


さいごに


他人と比較する中で生きる内は、いつまでも心に安らぎは無いということも知りました。自分の中で、比較してしまうことが当たり前だったので、そこを頑張って留めて気持ちを解放できることを目指します。

最近、真剣に禅定(マインドフルネス)に取り組もうかと。お金のかからないものから始めます(笑)


ていうか、この記事書いてた頃の自分が、全く刻印されていないと反省した。

自分のためにも、もう一度読み直します(笑)

2016/07/20

服バカのわたしが、3ヶ月の断服を経て感じた3つのこと 



ここまで読んでくれたあなた、ありがとう。
このブログは、あなたの明日が今日よりも少し幸せになって頂くために書き続けます。

thanks and peace
by アートリサーチャーさくらこ

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