2018/04/19

Mirage あってないようなもの 和ろうそくの中の広大な宇宙の中の小さな私





どうも、お久しぶりのブログです。

みなさんお元気でしたか?

私はですね、実は色々な変化の渦中におります。

それについては、時が来たらしっかりご報告いたしますね。

今日は、明日から始まる「Mirage あってないようなもの」のお知らせと、心が動かされる芸術とはなんぞや。というアート的な内容について書きます。


和ろうそく職人 戸田さんが進化した


以前、こちらの記事でご紹介した戸田さん。
表参道の美容師、川越の和ろうそく作家、代官山の古着屋、ギャルソン好きのサラリーマン ファッションも生き方も自分以上のレベルの人と付き合い続けるには、勇気が必要

今年から、「櫨 佳佑」としての道を歩み始めたそうです。

今回の個展は、その歩みだしの第一歩でしょう。

昨年から知り合ったのですが、想像していた道とは違う道を示していると感じます。
毎回、期待値を超えてくる人です。


どうして私は、戸田さんの世界観が好きなんでしょうか。

それは、小さな和ろうそくの中に、目には見えない宇宙的な広がりを感じるからです。


奇想天外な見た目よりも、物の奥にある「いのち」


今回の個展は写真家Sho Makishimaさんとご一緒にされるということで
Shoくん(21歳!若い!)に少し話を聞きました。

彼は誰でも「写真家」と名乗れる今の世の中で、真の写真家を目指す貴重な青年作家です。

中でも、写真を芸術作品にするために実験も実験、写真家というよりも創作家?というくらいに今まで見たことがないアプローチで写真展を行なって来ました。


先日も新作を見せていただいたのですが、「ナニコレ?どうなってんの?」と驚き。

しかし、Shoくんの芸術写真が好きなのは、奇想天外な見た目ではなく作品から感じるいのち(意味)が深ーく沁みてくるからなんです。


いのちのない作品はただの物質にしか過ぎない。芸術とは言えない。


芸術って、こういうことか。そんな風に思わせてくれるShoくん。
写真を進化させたShoくんのことを心より尊敬しています。

戸田さん、改め櫨さんとShoくんは、似ています。醸し出す空気感も、目指す領域も、遥けき眼差しも。

そんな二人の作品展を客観的にみて感じたことがあり、お伝えしたら店頭ポップになりました。


宇宙を実際に見たことがある人は ごくわずか

でもあなたは 瞼のうらで 心の奥深くで 宇宙を知っているはず


Mirage –あってないようなもの–

 和ろうそくを知っていますか。本展では和ろうそくの写真を撮り、和紙に印刷し、和ろうそくの原料 櫨ロウでロウ引きした掛け軸を展示・販売しています。

和ろうそくの一部の写真のはずが、オーロラのような天の川のような、流星のような星々を見ることができます。

半透明のロウ引き掛け軸は、あちら側が見えるようで見えない。あなたにしか見ることができない宇宙が広がっているでしょう。

栞やぽち袋も販売しています。買ったあなたの手の中には、櫨ロウのいい香りと小さな宇宙があったりなかったり・・・

どうぞ、いらっしゃいませ。




さいごに

こんなブログでも読んでくれている素敵なあなたへ

もしよければ、小江戸川越までお越しください。

櫨ロウのいい香りの中で、お話ししましょう。

ここまで読んでくれたあなた、ありがとう。
このブログは、あなたの明日が今日よりも少し幸せになって頂けることを願い、書き続けます。

peace

by 斜森さくらこ

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