今シーズンを振り返り、1番見たかったブランドのショーはベットサイドドラマでした。
今年10周目を迎えた東京ブランドのベットサイドドラマ。
ファッションジャーナリストの増田梅治郎さんのコラムを読んで、ショーの背景には様々なストーリーがあったことに感動しました。
今日は、2つの記事をご紹介させて頂き、ファッションジャーナリストの役割を考察し東コレの総括とさせて頂きます。
この2つを読めば分かる、ベットサイドドラマの深み
今回、ベットサイドドラマのデザイナー谷田さんと、ミキオサカベの坂部さんが東コレの事前に対談していた様です。
その中からベットサイドドラマのショーについて気になる箇所がありました。
坂部:「ベッドサイドドラマ」はどうして今回ショーを?
谷田:本質的にショーが向いてるブランドだと思っていることと、10周年を機に1回やってみようかなと思って。本当はもうひとつウェットな理由があるのですが、それはわかる人だけがわかればいいかなと。
その、ウェットな理由をデザイナー谷田さんに代わり語ったのが、ファッションジャーナリストの増田梅治郎さんの記事でした。
— アートリサーチャーさくらこ (@sakurako_art) 2016年10月23日
私はこの記事を読んで、ベットサイドドラマのファンになったし、それは洋服が好みとかそういう次元ではなく、デザイナーのファンになったというニュアンスです。
そして、この記事を通して、ファッションジャーナリストの役割を痛感しました。
ブランドの代弁者になるのはインフルエンサーでもなく業界関係者
今まで、東コレの業界関係者だけ的な閉鎖された雰囲気に少しアンチな気持ちでした。
しかし、増田さんのように長きに渡りブランドの成長を見守る人が居なければ、私のような素人には色んな意味でファッションのなんぞやを知ることは出来なかったと思います。
インフルエンサーは、インフルエンサーの役割働きがあるのですが、やはりジャーナリストにしか伝えられない価値を再度実感する事となりました。
ドレスド、あえてアンチとは反対側の視点を持って見てみる
東コレ3日目の記事で、ドレスドのコレクションがどこかのパクリなのではないか?と語りました。
しかし、あえて反対側の視点を持ってドレスドのショーを見た友人の山地(ヤマジャーナリスト)の考えが面白かったので紹介します。
そもそも、コミュニティという単語の意味は英語圏と日本語圏では別の意味で使われているらしいんだよ。
英語圏では、共同体って意味もあるんて。
だから、パクリなんじゃなくて自分たちなりに落とし込んで発表会したんじゃない?
だって、あんなあからさまなパクリをデザイナーが1人ならまだしも、2人でやるとかヤバくない?
もし2人で納得してパクってるのなら、ヤバいと思う。
でも、裏設定があって分かる人だけに伝わればいいってメッセージなら、それにしてもサンプリング感ゼロで分かりにくい。
炎上商法じゃなければいいけど。
さいごに
何をするにしても、ブランドを継続しビジネスとして成り立たせることは本当に大変だと思います。
アート業界の自営の厳しさを見て育ったので、ヒカリエにしろどこでしろショーを開催する事は素晴らしいです。
ここから、ヒカリエに縛られずに東京らしい同時多発的なストリートオープンショーが増えれば良いなぁと思いました。
さいごまで読んでくれたあなた、どうもありがとうございます。
毎日の更新に付き合ってくださって、コメントが嬉しかったです。
そして、清水文太くん!
文ちゃんのおかげで、更新することが出来ました。
さ、また明日からも人生をクリエイティブに頑張ろう!
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