どうも、アートリサーチャーさくらこです。
たった今、アン・ソフィー・マドセンのショーを見てきました。
次のショー(スタッフ参加)まで少ししか時間がないため、とりあえず簡単に速報。
デンマーク出身デザイナーが、トウキョウで発表する意味あるの?
マドセンさんは、今までジョン・ガリアーノ、アレキサンダー・マックィーンで経験を積み(両方、好きなブランド////)
ロンドンファッションウィークでデビューして、コペンハーゲンファッションウィークでは毎シーズン発表、そしてパリコレでも2014年に発表しています。
ロンドン、パリで発表済みなのに、なんでお金をかけ日本に来てトウキョウファッションウィークに参加するんだろう。
経営上手なブランドはデザイナー支援プロジェクトをうまく利用していた
マドセンさんが今回東コレデビューするのは、若手デザイナーの支援目的のコンテストDHL Exportedで選出されたからです。
DHL(世界最大手レベルの国際輸送物流会社)とIMG fashion(マネジメント・イベント系の世界的な会社)がファッション業界を支援するために行っているもの。
日本人も受賞したことがあります。
実費でなくても、コンテスト側が資金を出してくれるのです。
赤字覚悟でトウキョウファッションウィークに参加するのではなく、支援のもとショーを開催し、日本での知名度も上げられる。
日本ファッション界がデザイナーを計るのではなく、デザイナーが場所を選ぶ
赤字覚悟で海外デビューって、なかなかの勇気です。
最近では「アンリアレイジ」のデザイナー森永さんがパリコレデビューの際に「借金してでも踏み出さないといけない時がある」と語っていました。
DHL Exported は、デザイナー達が「ニューヨーク」「ロンドン」「ミラノ」「東京」の中から、コレクション発表したい場所を選びます。
マドセンさんは、日本を選んでくれたんですね。
今回の東コレシーズン、46/53が日本人デザイナーです。
まさに日本のファッション界のレベルがわかる。
世界4大コレクションだと、今後の流行を先読みするために見ていたりします。
しかし東コレでは「これから世界で活躍していくであろうブランドを探す」楽しみがあるんだと思います。
そういう意味では、マドセンさんはオーディエンスに計られる側っぽいけど、実はパリ・ロンドンデビュー済みのデザイナーが発表したいと思う日本だった?てことかな。
日本を知らない人が日本で発表するメリット・デメリット
本当はこういう視点を持ちたいけど、なんせ今シーズンがファッションウィークデビューの完全素人のわたし。
これからお手伝いに行くブランドは日本人デザイナーだし何回も東コレでショーをしているし世界でも認められているブランド。
なので、そこで感じる空気をしっかり味わってからまた考えてみようかな。
さいごに
今回、ミーハー心半分、アートリサーチャー心半分で参加するつもりだったけど、、、
会場に入った途端、緊張感を感じて思考集中してブログの下書きしてました。
iPhone持つより拍手したかったけど、伝えることが使命なので撮りつつって感じで見てました。
リア充アピール用の写真だとは思われたくなかったけど笑
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