2015/12/02

なぜ90年代ブームがキテるのか、これを読んだら納得しちゃう

photo by Kisshomaru Shimamura / cover boy : 坊主boy a.k.a Toshiya 
give your time:3min


どうも、週末限定アートリサーチャーさくらこです。


今回特に読んでほしい人は

  1980年代〜1996年生まれのあなた

  70年代生まれのお兄さん、お姉さん方

  これからのトレンド中心者になる中高生のあなた



つまりみんなです笑






デザイン的な流行ではなく、90年代という時代が流行している




ようやく落ち着いたスニーカーブーム。メディア戦略的には、一時の「流行」扱いから、「系統」として落ち着いてきたのかなって思います。

「ニューバランス」「ポンプフュ−リー」「ナイキ」など、90年代のリバイバルがたくさん出てきました。また、時計で言えばCASIOブーム。キャラクターで言えばセーラームーン。(先週KIDDY LANDの店頭に堂々と看板娘のように立っていた笑)インスタグラム上だと、GIFかな。自分で作っている子多いよね!

WWD JAPAN 2014 夏号


ストリートにも、「90年代スタイル」を意識したコーディネートのお洒落な方がたくさんいます。
ここ数年、「90年代」という時代に流行っていたものが20年の時を経て流行ってること自体は、みんな「そんなの知ってるわ!」だよね。





いつの時代も20代〜30代の購買意欲がターゲットになる!


「なんで今90年代ブームなんだろうね」って野口さん(川越の古着屋via bridgeの店主)に聞いたら、すんごい納得する答えが返ってきたのでみんなにもシェアします。



「それはさ、90年代前後に生まれた子たちが大人になったからだよ。発信力も行動力も経済力もあるから。自分たちが生まれた頃の記憶って曖昧でむしろリアルには知らないじゃん。だから、調べてみてカッコイイ!ってなるんだよね。私の時も生まれ年ブームだったよう。」(あくまでこんな感じだった)




あーーーーーね!!めっちゃ納得した!!

あの時の懐かしさを、自分の意思で手に入れられるようになったことはとても大きい。

モノになると、親の意思で取捨選択されることが多いと思うんだけど、社会的流行は自然と刷り込まれるものだから誰でも平等に感じることができる。



ファッションなんか、人にも差はあるけど親の買ってきた洋服を着るのが当たり前よね。自分が子どもの頃、じつはこんなモノが流行ってたんだ!なにこれめっちゃカッコイイじゃん!

私も最近「ジャップ」を読んで自分の知らない自分が生きていた90年代を知って興奮した。

お金を払う価値はあっても、二度と手に入れることが出来ない雑誌『ジャップ』
(2015年10月30日 投稿)



よく野口さんと「懐かしい」と「(記憶になくて)なにこれ」の差について話すことがあるんだけど、今の20代〜30代にとって90年代は、「懐かしい」と「なにこれ」のミックスだからキテるんですね!

もしくは、子どもの頃に憧れていたモノを自分たちが作れるようになって手に入れたいという欲も作用しているのかも。



2013年のトレンドアイテムは、バブル時代にも名前を変えて流行っていました。

ビックシルエット……ビックルック
クラッチバック………セカンドバッグ
ペンシルスカート……ボディコン

また、ベルボトム1970年代に流行った「ベルボトム」は90年代中盤に再流行しました。

これらのことを踏まえると、大体20年おきの周期で大きな流行がやってくると考えられます。出典サイト https://nanapi.jp/113260




WWD JAPAN 2014 夏号




何でもネオ!ネオギャル、ネオストリート、ネオカラス族。ネオの元祖は?

最近、「ネオ◯◯」ブーム。

先日、日経MJ新聞を読んでいると、フジパン商品の売り上げランキングがありました。

1位 ネオバターロール

2位 ネオレーズンバターロール

3位 ネオ黒糖ロール



(ほんまかいな?!みんなネオがついてる!ネオつけたら売れるん?)と心の中で思い、フジパンさんはいつから「ネオ」というワードに注目していたのかと調べた!笑

photo by Marukyu


ネオシリーズの一番手「ネオバターロール」の発売は「1997年」でした。

これも、90年代ブームと関係しているのかしら?!
90年代に家庭に並び、「味の擦り込み」をされた私たちが大人になり、自然と買ってしまう…笑





とにかく、時代のブームは20代〜30代の生まれ年と関係あることが分かりました!
いや、こんな考えもあるんじゃないか!と思う方はコメントください笑

ということで、今回のDTTAのカバーボーイは90年代スタイルなど古着を取り入れるのが上手な友人「坊主boy a.k.a Toshiya 」→ instagram

(新企画「オレの友達の友達は、大体友達」トップバッター:12/5更新予定)



ここまで読んでくれたあなた、ありがとう。

コメント、リクエスト、感想なんでも待ってます!
(コメント出来ない方は、instagramでお願いします)

英語訳か、外国語に訳してくれる方も募集中!


I WILL CHANGE MYSELF.
DTTA アートリサーチャーさくらこ 



2 件のコメント:

  1. バターロールにやっとファッションが追いついたのね(笑)
    それにしても『ジャンプ』。読んでみたいものです。

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    1. コメントありがとうございます。
      そいうことです笑 ネオというフレーズも90年代ブームのひとつだったみたい笑
      「ジャップ」ですね!「ジャンプ」だと、漫画になっちゃいます笑
      「ジャップ」は、検索したら時々オークション出てますよ!

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